三井八郎右衛門邸と蔵とかの話|江戸東京たてもの園

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江戸東京たてもの園の西ゾーンの三井八郎右衛門邸
内部の見事な細工と蔵を見ることができました。

たてもの園の三井八郎右衛門邸-1

門柱の奥に三井八郎右衛門邸はあります。
以前、庭では見事な桜を見た場所です。
小金井公園のたてもの園の櫻と園内の二枚目・三枚目の桜です。


 たてもの園の三井八郎右衛門邸-5

天井の植物の細密絵。
昔、京都のお寺でこれに近いものを見た気がうろ覚えですがあります。
どこだったろう。

 たてもの園の三井八郎右衛門邸-4

瀟洒な絵が施された襖絵。
いたるところに鳥の絵が描かれていました。


たてもの園の三井八郎右衛門邸-6

板戸には孔雀。


たてもの園の三井八郎右衛門邸-10

鶏の番い。


 たてもの園の三井八郎右衛門邸-8

応接室・貴賓室でしょうか。
一部屋、一部屋に凝った装飾を見ることができます。


たてもの園の三井八郎右衛門邸-9

二階には湾曲した天井に当時まだ珍しかったであろうシャンデリアがかけられています。


 たてもの園の三井八郎右衛門邸-7

調和のとれた光が差し込んでいます。


 たてもの園の三井八郎右衛門邸-2

三階建の蔵には長持ちや襖絵が収められていました。

私事ですが父方の祖父の代で富山から京都に移り住む時。
曽祖母が蔵三つ分の収蔵品を古物商を呼んで処分したと聞いています。
「色々あっただろうな」とは父の話。
もちろん、父もだろうけど、私もご先祖様の何百年分かを経て集められた所蔵品をぜひぜひ見たかったです。といってもはるか生まれる前の話。そして失ったものは帰りません。

そう考えていくと、江戸東京たてもの園のように建物も調度品などの生活用具も所蔵品も、当時を想像させる姿で残していくことの難しさと、時の移り変わりで何時なく、解体され霧散し消えていくものを形の残る文化として保存していくことは何人もの熱意によって文化事業として成されてきていることの尊さ凄さを実感します。

装飾を美術品として見るのが好きだからか、当時の空気を感じるのが好きだからかわかりませんが、こういった建物群を旅行や散策で見に行くのがすきです。
子供の時に見た京都や奈良の寺々に比べれば新しい時代の建物になりますが、それでも歴史の重さを感じるには十分です。

昨年も、作家の長野まゆみさんが紹介されていた愛知県犬山の明治村。
Akedoさん達とSUZUMI Mapを作った江戸東京たてもの園が好きだったら江戸東京博物館もいいよと十年前に薦めてもらってたのも行ってきました。

そのうちブログで紹介させていただければいいなと思っています。
季節がある話題。期間がある話題ばかりを書いてしまっていますが、両方満遍なく書いていけたらいいな。



→  江戸東京たてもの園(公式サイト) 
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たてもの園の色々なイベントに参加しています。


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