武蔵野を中心に東京探訪日記 since 2006

武蔵小金井ー吉祥寺や旅先を探訪する日記です。

珠玉の香合・香炉展|静嘉堂文庫美術館

静嘉堂文庫美術館の~かおりを飾る~ 珠玉の香合・香炉展
へとRと行ってきました。

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~かおりを飾る~ 珠玉の香合・香炉展
2017年6月17日(土)~8月13日(日)


香合は、香を入れる蓋つきの入れ物。香炉は、香をたく炉です。

色絵法螺貝香炉は大きさも大きく、金の種々の色で彩られていました。
阿古陀(あこだ)形、とは、カボチャの形であったりと、初めて知ることも多く楽しい展示でした。

国宝「曜変天目」も見ることができました。
以前、何かで「秀吉が褒めた茶碗なので評価された」と言う文章を見ました。
見た感想は、秀吉が、と言うことも関係なく、透明な瑠璃硝子やラピスラズリを用いて宇宙を表したかのような素敵な茶碗です。

国宝や重要文化財に指定されているものも多くあり、色々な種類の香合・香炉を見ることができました。展示場所は2部屋くらいで、遊び心と洗練が随所に感じられる品々を見ることができました。


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静嘉堂文庫美術館から庭園を望む

静嘉堂文庫は、岩崎彌太郎氏の弟・岩﨑彌之助とその息子・岩﨑小彌太氏の親子二代によって作られました。
国宝7点、重要文化財84点を含む、およそ20万冊の古典籍と6,500点の東洋古美術品を収蔵する美術館です。(静嘉堂文庫美術館HPより抜粋)

京都の友人から香りに関する品をいただき、触発されてが一つの理由。
国宝、重要文化財の所蔵の多さが行ってみたいと思った一つの理由。
更に一つは、岩崎弥太郎氏といえば、以前、→「旧岩崎邸、灯る」ー旧岩崎邸庭園の夜間ライトアップーで訪れた洋館がとても素敵だったので、こちらもとても良いのではないかと考えての訪問でしたが、とても良かったです。


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静嘉堂文庫は、庭園の中にあります。静嘉堂文庫美術館(展示場所)の建物へは、GoogleMapさんの検索結果による最短距離では、東急田園都市線・大井町線の二子玉川駅からバスで向かい、静嘉堂文庫と名前のついたバス停より一つ手前の民家園で降りるのが良いとのことなので降りてみました。


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地図で確認しながら民家園の左手の道を選び、歩いて行くと、五分ほどで裏門に到着できました。
この門から、静嘉堂文庫美術館の建物には、1、2分。
正門から行くと、入館できる時間を過ぎていたかもしれないスケジュールだったので本当に良かったです。


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静嘉堂文庫の建物です。いい雰囲気を醸し出しています。
美術館の方は、もう少し新しめのモダンな建物でした。


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美術館の周りの建物や噴水や美術品を私たちを含め、
見て回っている人々も多くいました。


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二枚めの写真の庭園側へ建物を超えて行くと、森を下って行く道があり
途中に、岩崎家の立派な霊廟があります。


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更に行くと石碑や、意匠の凝った対なす灯篭。


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いくつかの階段を下っていきます。

「RPGの森のよう。庭園が特に気に入ったかも」とは同行者Rの談話。


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下り切ると、綺麗な水が流れていました。

説明によると、国分寺崖線でした。
住居場所の南に位置する国分寺崖線が世田谷区のここまで連なっていると感じると感慨深いものがあるなあ、と美術館の所蔵品にも、建物にも庭園や国分寺崖線上の森と小山と岩崎氏の残した庭園をものすごく気に入って帰ってきました。
そして、今回利用した美術館は、ぐるっとパスを使い観覧しましたが、都内にあり緑溢れる庭園は解放されていること。これぞ、素晴らしい社会貢献です。


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静嘉堂文庫美術館

→静嘉堂文庫HP
〒157-0076 東京都世田谷区岡本2-23-1 →地図
TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)
午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
※7/1(土)~8/13(日)開館時間を延長いたします。(2017年)
   午前10時~午後5時(ご入館は午後4時30分まで

Category:Art & Design(展覧会の鑑賞やあれこれ)
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香合・香炉ーAmazon

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古代オリエント博物館|池袋のサンシャインシティ文化会館7F

古代オリエント博物館にrと行ってきました。
ぐるっとパスを利用しての美術館・博物館巡りです。
池袋のサンシャインシティ文化会館の7Fにあります。

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エジプトのピラミッドの回廊のような入り口です。
館内は、写真撮影は禁止です。


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古代オリエントの珍しい品々が数多くあります。
企画展「タイムスリップ古代オリエントの世界」では、古代の暮らしが再現されていました。
室内での煮炊きによって壁の高い位置に数個の窓があれど、壁が煤で黒くなっている所などが印象的でした。

古代エジプトの文化・古代シリアの発掘・古代メソポタミア・古代イランとその周辺・東西の交流・最古のオリエントのカテゴリーに分かれて紹介されています。

それぞれの古代文明の歴史の説明もありました。
紀元前五千年前の文明もあったりして、今から7,000年前にもなります。

水の豊富な大河の周りに人が集まり文明が栄えたました。
最古のハンドアックス(石器)に始まり、当時の生活は伺い知れる壺や通貨やに装飾品。
何千年も昔の人々の営みを想像できるような博物館です。

以前、三鷹に住んでいた時に近くにあった中近東文化センターにも少し似通った雰囲気がありました。

Category:池袋 
Diary:



公益財団法人 古代オリエント博物館
〒170-8630 東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ文化会館7階
TEL:03-3989-3491 / FAX:03-3590-3266
サイト



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Category : 池袋
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バラフェスタ2017|神代植物公園

ぐるっとパス神代植物公園のバラフェスタを見に行ってきました。
バラフェスタは2017年は5月31日(水)までです。

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ヒスイカズラなど他の珍しい植物も満開でした。


●ぐるっとパスについて

関連日記:
神代植物公園 秋のバラフェスタ 2013
バラフェスタ at 神代植物公園
秋のバラフェスタの(神代植物公園)@調布市深大寺

Category:Tag : 神代植物公園 バラ 薔薇 バラフェスタ



神代植物公園
調布市深大寺元町二・五丁目、深大寺北町一・二丁目、深大寺南町四・五丁目
開園時間:午前9時30分~午後5時(入園は午後4時まで)
休園日:毎週月曜日(月曜日が祝日にあたる場合は、その翌日)
年末年始(12月29~翌年1月1日)
入園料:一般・大人 500円(団体割引あり)
65歳以上 250円(団体割引あり)
中学生 200円(都内在住・在学の中学生は無料)
小学生以下無料


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奈良西大寺展|三井記念記念美術館

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 ぐるっとパスを使って、奈良西大寺展に行ってきました。
場所は、日本橋の三井記念美術館です。


奈良西大寺展 三井記念美術館
2017年4月15日(土)~6月11日(日)


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創建1250年の奈良西大寺が蔵する彫刻、絵画、工芸、古文書を中心に、奈良や京都の国宝、重要文化財のオンパレードでした。
京都・浄瑠璃寺の秘仏、重要文化財「吉祥天立像」は訪れた時は、陳列されていませんでしたが、とても見たかったです。(期間の後半に陳列されることになりました)

「お寺で見るときと雰囲気が違うね」とR。
「お寺では、信仰の対象として対面して拝観するようになっていて、昼間でもお堂の中は暗くて、蝋燭の光で仏像が浮かび上がって、自分とその仏様なり神様なりと対面できるような空間になってるから。今、私たちは美術品としても鑑賞できるように明るくして、説明もあるけど、普段はというか、昔からずっと信仰の対象としてずっとお堂に安置されていたから、やはりそこは違うのかな」と話すと、
「うん。だからこそ、仏像を移動させて大丈夫なの?」とR。
「神様、仏様には、神官や僧侶がお伺いを立てて、東京にいる人にも見せていただいてもいいですかとお伺いを立ててるはず」
信仰されてる人も、遠方地の人にも見せてあげたいと思ってるはず。
多分、そのはず。



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三井記念館の入り口は、以前、アフタヌーン・ティーをいただいたマンダリンオリエンタルホテルの隣でした。

 

展覧室を出ると、銀行時代の金庫があったり、




エレベーターも、二枚の木製扉が重厚でした。

三井記念美術館は、館内の美術品の展示室も絨毯にカーテンに濃い色の木製の壁にと重厚でした。
どこかの邸宅の美術収集品を見せてもらっているという雰囲気でした。


美術館のミュージアムカフェミュージアムショップを利用しましたが、次回以降の日記とさせていただきます。


三井記念美術館 Official Site

Category : Art & Design(展覧会の鑑賞やあれこれ)

関連日記

●ぐるっとパスについて



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川原慶賀の植物図譜|埼玉近代美術館 

〈川原慶賀の植物図譜〉展を埼玉近代美術館で観てきました。
慶賀の展示とぐるっとパスと美術館の展示について書かせていただきます。

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ロシア科学アカデミー図書館所蔵の
植物画や長崎の出島の様子が描かれた展示でした。


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ぐるっとパスの入場券を使います。


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会期は、2017年04月8日(金)ー5月21日(日)です。
次の日曜までです。


前半は、川原慶賀が描いた長崎の港、船、出島、人々の風俗、人物画の展示から始まります。
男女の結納の詳しい手順なども一行程に一枚ずつ描かれていました。
鑑賞する絵画というより、何かを知る・学ぶための絵画でした。

慶賀についても、説明されていました。
出島の様子を描いていいのは「慶賀ただ一人」でした。
外国に、日本が間違って伝わらないように、同時に、必要以上の日本の情報を漏らさないための配慮ではないかと思いました。
当時の日本は鎖国中で、日本史の時間に習ったように、長崎の出島内でのみ貿易を許されていた時代ですから、厳重な取り締まりかたもうなづけます。

後半は、シーボルトに依頼を受けて、慶賀が描いた日本の草花です。
一つの花を幾度もの季節に分けて描いたり、断面を取り出して描いたり、種の様子も詳細に描かれています。
シーボルトは当初、外国の絵師も連れてきていたそうですが、慶賀の絵が良いということで、慶賀が担うことになったとのことです。

写真がなかった頃の、植物の形態を詳細に知る絵として、欧州のものも「ボタニカルアート」としてよく知られています。
イギリスの植物図譜を随分昔に、渋谷のBunkamuraギャラリーで観たことがあります。
植物図譜は以前より大好きでした。
その時の作品に比べると、慶賀の作品は、日本的な情緒というものが加味されているというか、とても瑞々しいという印象を受けました。

とても綺麗で資料・博物的な価値だけではなく、美術作品と言って申し分ない作品群でした。

行って良かったです。
入館前にルーペも借りることができます。
今週末までですが、植物を観るのが、好きな方などは特にじっくりと観に行かれるのをお薦めします。
素晴らしい川原慶賀の植物図譜でした。


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企画展示を出たところで、慶賀の絵を見て、色をつけてみようという紙と色鉛筆が用意されていました。
ちょっと紙が硬くて、塗るのに力が入りますが、楽しいですね。


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MOMASコレクションの第1期も同時に開催されていました。
こちらも観るつもりが、時間切れとなりました。


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埼玉県立近代美術館についてです。
訪問するのは、2度目です。
以前の来訪日記はこちらです→PSYRADIOX 澁澤龍彦幻想美術館@埼玉県立美術館
小林健二さんのPSYRADIOX を観にいきました。

緑の多い公園の中にある美術館です。
最寄駅の北浦和駅からも5分ほどの場所にあります。


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館内には、椅子の展示が多数並んでいます。


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吹き抜けの部分にも彫刻。


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屋外にも彫刻庭園があります。


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夕暮れ時、野外彫刻を観ながら公園を歩くのも楽しいです。


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帰り際、噴水は終わっていました。
行きしなに見ていけば良かったと、これだけ後悔です。

Category : Art & Design(展覧会の鑑賞やあれこれ)
Diary:



埼玉県立近代美術館
THE MUSEUM OF MODERN ART,SAITAMA
〒330-0061
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
Tel 048-824-0111
Fax 048-824-0119

サイト

開館時間:10:00~17:30
展示室への入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(祝日または県民の日の場合は開館)
入館料: 無料
観覧料: 常設展 一般200円(120円)、大高生100円(60円)

埼玉県立美術館 建物

  
フローラ逍遥 澁澤龍彦


シーボルトの眼―出島絵師 川原慶賀


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